まるべり98ブログ

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高千穂の峰

地元都城市は山に囲まれた盆地である。夏はとても暑く、冬はとても寒いというのが特徴だ。特に冬の朝の寒さは体にこたえる。

 

南国宮崎らしからぬ寒い冬の都城市であるが、平地で雪が降ることはほとんどない。周辺の山々でさえ、雪化粧になることはない。山頂付近にうっすらと白いものが見えることがごくまれにある程度である。

 

そんな山に囲まれた都城で、ひときわ目立つ存在なのが、霧島連山の中の高千穂の峰だ。とても形が美しいのだ。

 

そもそも形を認識できる山自体が世界中を見渡してもそうそうないように思える。日本を代表する山といえばもちろん富士山。標高3,776mの日本一の高さだけではない。その美しさが人々の心をつかんでいるのである。それが証拠に高い山は世界中にある。ヒマラヤをはじめ、8千m級の山がいくつもあり、富士山なぞ足元にも及ばない。それでも世界中から富士山見たさに観光客が来日する。それは富士山に形があり、それが美しいからであろう。

 

ヒマラヤといっても形がはっきりしないではないか。世界中、高さで認識する山はあっても、形で認識する山はほとんどないように思える。

 

形ある日本の富士山であるが、都城から見える高千穂の峰も、世界有数の形ある山であり、とても美しい。

 

そんな美しい山を毎日拝むことができる幸せを今かみしめている。