まるべり98ブログ

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豪雨被害

先週の豪雨の被害映像は衝撃的だった。1階部分が完全に水に浸かり、2階や屋根上に避難して助けを求める人たちの姿。床下浸水、床上浸水はよくある話だが、今回はそれどころではない。

同じ豪雨でも幸い自分の自宅周辺は何の被害もなかった。今まで40数年の人生を振り返ってみても、雨で被害を被った記憶は、自分のみならず、親戚や友人といった自分と関係のある人たちの家を含めて記憶にない。

自分の自宅近辺はとにかく水捌けがよい。先週の豪雨でも、たしかに雨はよく降った。ただ水溜まりが少しできた程度で、雨が止むとその日のうちに道路は乾いてしまった。

だが将来はどうなるか分からない。今回の豪雨で被害の酷かった地域と同じことが我が家で起きたら、と想像してみる。1階は窓を閉め切ったとしても、おそらく水圧や流木などで窓ガラスが割れ、大量の水が入ってくるだろう。我が家は2階建てなので2階に避難するだろう。いや、階段を伝って2階まで水が押し寄せてくるだろう。ベランダも床が水で覆われ、やむなく屋根へと避難。隣人も同じく屋根上に避難し、お互い励ましあうかも。

その後雨がやみ、水が捌けたとき、泥まみれの室内を目にすることになる。ただでさえ築30年居経過したぼろやなので、建て替えの踏ん切りがつくかもしれない。

車は流され、向かいの家の玄関に突っ込んでいるかも。

家は水で弱り、倒壊の危険があり、おっかなくて入れなくなるのではないか。

当分の間公民館か体育館で避難所生活か。自分の着替えはなかろう。数日後に支援物資として支給されるかな。洗濯は無理だろう。入浴は1週間後くらいに臨時で用意された簡易風呂か、無料開放してもらった銭湯か。トイレと給水車には列をなして順番待ちだろう。硬い床と周りの話し声で寝付けない。かとって消灯され、起きていても何もできないだろう。

毎日日中は自宅の跡片付け。近隣に高齢の一人暮らしが多いので、そこの手伝いもしないと。

あれこれ想像すると、現に避難されている方々の大変さがわかるとともに、他人ごとではないと思う。